子供にスマホどうする?中学1年生に持たせてみた結果
みんさん、子供にスマホを持たせていますか?
賛成?反対?
何年生から持たせる?
色々疑問や不安がありますよね。
わたしの子供は現在高校1年生男子と中学1年生の女子です。
二人にはつい2ヶ月ほど前にスマホを持たせたのですが、結果は今のところ良かったと思います。
スマホを持たせた経緯
息子に関しては、もう高校生だし必要だろうという事もあり高校の合格祝いに契約に行きました。
そこで審議になった案件が娘のスマホをどうするか。
当然娘は欲しいわけです。
そこで、息子に判断を委ねました。(←娘はこのことを知りません)
息子は中学3年間は我慢していたのに、娘にあっさり持たせるわけにはいかないと思ったからです。
結果、息子は「良いのではないか」と判断、無事に二人のスマホ契約に至りました。
スマホを持たせる条件
当然、スマホを持たせる条件を作りました。
- 食事中のスマホ禁止
- 長時間の使用を控える(ちょっと長いと感じたら注意する程度)
- 成績が基準に満たない場合は没収(定期考査で全体の何位以内に入る事)
- LINEの友達追加は私の許可が必要(娘のみ)
- こちらが必要と思ったときは内容確認する(娘のみ)
とくに娘には厳しいルールかとも思いますが、いまはスマホ(LINE)でのいじめが横行しているといわれているので仕方なしと思っています。
スマホを持たせてよかったこと
これは、わたしの娘についてです。
娘は非常に人見知りです。自分から知らない人(同級生でも)に声をかけることが難しい子です。
数少ない小学校時のお友達がみんな隣の中学校へ行ってしまったため親としては大変心配をしておりました。
学校から帰ってきた娘に「今日は学校どうだった?誰かとお話できた?」と日課のように聞く毎日でした。
非常に鬱陶しい事はわかっていましたがどうしても気になってしまい。
娘は前々から興味のあった吹奏楽部に入ったのですがある時、娘が「部活の友達とLINEを交換したい」「部活のグループLINEにも入りたい」と!
わたしはもちろん二つ返事でOKしました。
それ以来、コミュニケーションがとれるようになり最近では娘から
「〇〇ちゃんと楽器店に行ってくる!」
「部活の友達や先輩と一緒にイオンに行く!」
とうれしい報告が。
面と向かっては難しいコミュニケーションの壁、スマホ(LINE)を使うことによって娘にはその壁が低くなったようです。
今では学校でも仲良くできているようで、部活の帰りにおしゃべりをしていて帰宅が遅くなることもあり、ほっとする毎日です。
これが、スマホを持たせて良かったと思う最大のよかったことです。
とはいえ、まだまだスマホを持ったことによって起こりうる弊害も出てくることでしょう。そこはやはり親の管理が必要だと考えています。
楽天モバイルを契約した
子供に持たせる時点で格安スマホということは決定事項でした。
2台の月額料の予算は5千円、これが大前提です。
数社の店舗に出向きいろいろ聞いてみた結果、私は楽天モバイルに決めました。
息子 1980円/月額
楽天モバイル スーパーホーダイプランM (通話10分かけ放題、6GB)
月額基本料 3,980円(税別)
楽天会員:500円割引(開通月から24カ月間)
ダイヤモンド会員:500円割引(開通月から12カ月間)
長期割:1,000円割引(開通月から24カ月間)
娘 980円/月額
楽天モバイル スーパーホーダイプランS (通話10分かけ放題、2GB)
月額基本料 2,980円(税別)
楽天会員:500円割引(開通月から24カ月間)
ダイヤモンド会員:500円割引(開通月から12カ月間)
長期割:1,000円割引(開通月から24カ月間)
2台ともスマホ修理・新機種交換保証 500円/月額をつけて合計3960円/月額
消費税を合わせて4278円/月額、予算クリアです。
※契約時2019.3月現在のものです。
機種は AX7、一括で9700円×2台。
これは最初に一括購入しました。
通常使う分には何の問題もなく十分なのですが、娘いわく「かわいいケースが少ない」のだそうです。
マイナーな機種ですからね。仕方ありませんね。
子供にスマホを持たせる事に抵抗がある方は沢山おられるでしょう。
私もそちらの意見でした。
しかし、今回娘には持たせて結果良かったと考えています。
あとは使い方次第と親の管理次第ではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
子供向け【ラグビースクール】ってどうなの?北九州のスクールは?
2019年ラグビーワールドカップ、いよいよ9月に開幕しますね。
今回は日本での開催ですからラグビーブームが到来することは間違いなしでしょう。
前回の2015年イングランド大会での対南アフリカ戦。
ラグビーファンのみならず興奮しながら観戦したかたも多かったのでないでしょうか。
あの最後の名場面、マフィー から ヘスケス へのパスそしてトライ!
何度観ても泣いてしまいます。感動です。
2015年イングランド大会のあと、当時息子の通っていたラグビースクールに新規加入者が増えました。おそらく今大会の後も同じ状況になるのではないでしょうか。
息子は小学校1年から中学3年までラグビーをしていました。今はもう卒業してしまいましたが、親子共々非常に良い経験をさせて頂いたと感謝しています。
もし、お子さんにラグビーをさせてみたいと思っているならば個人的にはおすすめしますよ。
ラグビースクールに入るメリット
心身ともに鍛えられる
ご存知の通りラグビーと言えばタックルですね。ボールを持って走ってくる敵を自分の体で止めなければなりません。(注:ボール持っていない人にはタックルしてはダメですよ)タックルは相手に対し低く強くが基本です。ちょっと想像してみて下さい。自分より大きな敵が正面から全速力で走ってくるのです。それを止めなければなりません。かなりの精神力が必要ですよね。ラグビーではそんな強い心と体を鍛える事ができるのです。事実、小学校低学年時に試合や練習でで怪我をし泣いていた子供達が、高学年になる頃には骨折しても泣かないようになっていました。
他校の友達ができる
地方によって違いはあるでしょうが、ここ北九州市ではまだマイナーなスポーツです。スクールの数も私の知る限り5つ。ということは市内や市近隣という広い範囲から子供が集まってきます。きつい練習を共にし、試合の勝敗で共に喜び、泣きかけがえのない仲間ができます。
自分の個性を発揮できる
ラグビーは非常に個性を発揮する事ができるスポーツです。通常スポーツ、特に球技においては足が速いというのが大変武器になりますよね。逆に言えば、体格はよいがその為に足が遅い子の場合どうしても試合に出れなかったりしてしまいます。それが、ラグビーではどうでしょう。体格が大きい事が非常に武器になるのです。もちろん体の小さい事が有利になるポジションもあります。このように、その子の個性を活かせる魅力的なスポーツなのです。
ラグビースクールに入るデメリット
親のサポートが必要
他のスポーツも同じだと思いますが。父兄のサポートが必要です。特に母親は送り迎えのみならず、様々なお世話をしなければなりません。スクール毎に伝統やルールがありますので、それにならって責任ある行動をとらなくてはなりません。それゆえ、子供達だけではなく親同士でもチームワークが必要になってきます。また、練習や試合は週末におこなわれるためそれなりの覚悟も必要です。
子供用のラグビー用品を店頭販売しているところがない
大手スポーツ用品店に行くと子供用のスポーツ用品を目にしたことがありますよね。特に野球はサッカーなどは品揃えも豊富です。しかし、子供用のラグビー用品となると勝手が違います。ほぼ店頭に置いていません。ですので、スパイクやストッキング、短パンなどはサッカー用を使っていました。
屋外スポーツは全てにおいて共通して夏や冬が辛い
夏は熱中症に気を付けなければなりませんし、冬の特に雨の日は練習後が大変です。頭から足までドロドロになってしまいますからね。ラグビーは基本、雨や雪が降っても中止にはなりません。場合によってはコーチの判断で練習が休みになる事はあっても試合は行われます。(雷の時は中止になります)子供もさることながら、親も辛いところではあります。また、洗濯物も大変であることはご想像の通りです。
北九州市でラグビースクールに入るなら
北九州市またはその近郊で子供向けラグビースクールをお探しであれば以下を参考にしてみてください。
最低限おさえておきたいのは下記の事項です。
- 送り迎えができる距離か
- 練習の曜日や時間に差し支えがないか
- 中学まで続けるならばジュニアチームがある方がよい
また、スポーツをしているとどうしても勝ちたいと思いますよね。
強いチームでプレーさせたいと思われるかもしれません。
そういう時は 福岡県ラグビーフットボール協会 のホームページに過去の大会戦績が載っていますので、ご覧になってみるのも良いかもしれませんね。
ただ、どのチームも代によって多かれ少なかれ差はありますので、あくまで戦績は参考までにお考えくださいね。
ラグビースクール紹介
以下の記載情報は小学生を対象にしています。
詳しくは各スクールまでお問い合わせください。
鞘ヶ谷ラグビースクール
練習場所:八幡製鉄所 鞘ヶ谷グラウンド
練習曜日:毎週土曜日
練習時間:15時から17時
会費:10,000円/年(1人)
後援会費:2,000円/年(1家族)
ジュニアチーム:有
HP:http://srs1980.greater.jp/index.html
中鶴少年ラグビースクール
練習場所:中間市遠賀川河川敷中鶴クランド
練習曜日:毎週土曜日
練習時間:14時30分から17時
入会金:1,000円
会費:2,500円/月
日本ラグビー協会登録料:2,000円
スポーツ安全障害保険:800円/年
ジュニアチーム:有
帆柱ヤングラガーズ
練習場所:本城運動公園・洞北緑地グランド
練習曜日:毎週土曜日
練習時間:14時30分から17時
会費:10,000円/年
保護者会会費:2,000円/年
ジュニアチーム:有
HP:http://hobashira-young-ruggers.org/index.html
ヤングウェーブ北九州
練習場所:白銀中学校
練習曜日:毎週土曜日・日曜日
練習時間:(土)14時30分から17時 (日)9時から13時
会費:20,000円/年
ジュニアチーム:有
HP:https://weloveyoungwave.com/
小倉南雄志台ラグビースクール
練習場所:志井公園グラウンド他
練習曜日:毎週土曜日
練習時間:14時から(夏期は15時から)
会費:スクールにお問い合わせください
ジュニアチーム:無
HP:無 (Facebookは有り)
どのスクールも試合の遠征費や合宿費が別途かかります。
各スクールのHPにはスケジュールが定期的にアップされていますので、どれくらい試合があるのか、合宿の日程はいつなのか等あらかじめ確認されることをおすすめします。
また、興味のあるスクールには積極的に体験をしてみるのも良いですね。
皆様のラグビー生活が素敵なものになりますように
大学入試にも関係ある、高校で導入されるポートフォリオとは何?親は何をすればいい?
毎年1月の風物詩である大学入試センターが行うセンター試験ですが2020年度の大学入試から大きく変わります。
この入試の改革はセンター試験や筆記試験が課せられる一般入試だけではなく、私立大学で活発に行われているAO入試や推薦入試も名称や内容が変わる見込みです。
そして2020年以降から、受験生(高校生)の主体性を評価する事も始まります。
では主体性とはどこで何を活用して見るのでしょうか?
AO入試や推薦入試では面接試験が行われますが、面接時間15〜30分程度で主体性を見るのはかなり難しいです。
そこで主体性を評価しようと導入が始まりつつあるのが「ポートフォリオ」です。大学では既に一部で導入が始まっており、学生は自分のレポートや論文、実習記録などをポートフォリオに蓄積をして、自己省察や教育評価を行います。
ただ高校のポートフォリオは大学とは少し違います。
来るべき大学入試の大きな改革に向けて、親としてポートフォリオは押さえておくべきキーワードの1つです。
教育におけるポートフォリオとは何?
投資をやっている人はポートフォリオというと馴染みがある言葉でしょう。
もともとは紙を挟むケースや書類を運ぶ平らなケースを意味する言葉です。
そこからカバンや電子上ではフォルダなどを意味するようになりました。
教育におけるポートフォリオはお金ではなく、教育歴や学習歴、さらには授業外活動を綴じていくものです。
ここで言う教育歴とはどのような授業を受けただけではなく、どのような学びをしたか、どのようなアウトプットをしたか、どのようなアウトカム(〜が出来るようになったか)を記録していくものになります。
高校では昔から調査書がありますが、調査書は、授業(教科)の評定や、出欠記録や資格、総合評価が記載されるものですので、ポートフォリオとはちょっと異なります。
ポートフォリオには何を入れるの
何でも入れて構わないというのがポートフォリオのあるべき姿です。ただ自由に入れていいと言われても逆に何をしていいか分からなくなる人も多いでしょう。
高校の先生と話をしていると、自分の日々の記録や、レポート、部活などの記録といったログをつけていく事が多いようです。ただ高校側も何を入れさせたらいいかを試行錯誤しているのが2019年度の現状です。
何故試行錯誤かというと、大学側がポートフォリオをどのように入試に使う・活用するのか、どのように主体性を評価するのが決まっていないからというのが大きな理由です。
例えば知っている「大学名+2020年度入試」と検索してみて下さい。大学は2020年度の入試の概要を大学のホームページ上で公開していますが、概観する限りあまりポートフォリオをどうするか、主体性評価をどうするかといった情報は公開されていないでしょう。
ポートフォリオも一様ではない
ポートフォリオは紙やノートではなく、電子媒体、つまりネット上に記録していくものが主流です。そうするとどうしてもポートフォリオシステムが必要です。
日本の大学の入試が変わり、ポートフォリオが高校に導入となると、みんな同じポートフォリオシステムを使うというイメージがあるかもしれません。しかし現状はいくつかのポートフォリオシステムが開発され、高校によって導入しているものが異なります。
例えば国の補助金を得て開発され、現在は一般社団法人教育情報管理機構が運営している「JAPAN e-Portfolio」は代表的なポートフォリオのシステムです。
また企業が開発したポートフォリオシステムもあります。全国の高校が今後導入という事になれば大きな市場になりますから、企業の参入は当然ですね。さらに都道府県によっては、県が独自開発したポートフォリオもあり、県立高校では一斉に県独自のポートフォリオシステムを使用しているとも聞きます。
ただどのポートフォリオであっても、入れる情報はさほど変わりません。操作性や使い勝手などが変わるぐらいになります。
ポートフォリオ導入に向けて、親が心がけること
ポートフォリオが導入する時に親は何を心がければいいのでしょうか?
主体性を見るから、子供の主体性を養う事は重要です。
でも一番重要で子供に求められるのは自分の体験や知識、考えを言語化し文章化する能力です。
貴方自身であれ、子供自身であれ、学んだことや感じたこと、自分の成長をすぐに言葉に出来るでしょうか?
実はこの自分の体験や考えを言語化する事は、日常的にやっていないと、すぐに出来るようにはなりません。子供が小さいうちから、文章にはしなくとも、「何故?」を聞いて子供が自分の考えや価値観をきちんと言葉に出来るような習慣が大事です。
親として知っておきたいアクティブ・ラーニングとこれから出来ること
テレビをつけると、CMなどで「2020年教育が変わります」とよく聞くようになりました。
これは2020年に一定の水準の教育を担保するため、教育課程を編成するときの基準である学習指導要領が変わるためですね。
しかし、既に教育は昔と大きく変わりつつあります。それは授業での「アクティブ・ラーニング」の導入です。
私達が子供の頃は、授業は先生が生徒あるいは学生に一方的に話をするだけでした。生徒は先生の板書をノートに写し、話がされたことをまとめ、メモする事が授業だった事が多かったかと思います。この時代の教育は、ひらすら暗記する事が重要だったのですね。
しかし、知識の定着化、思考力及び判断力を伸ばすことや、人間性の涵養が今の社会で働くには必要になっています。つまり単に暗記をして、それをアウトプットして評価される時代が終わりつつあるのです。
そのため、小学校から中学校・高等学校、さらには大学まで最近はアクティブ・ラーニングの導入がされつつあります。
では親として、アクティブ・ラーニングについて何を知っておけばいいでしょうか?
アクティブ・ラーニングとは?
アクティブ・ラーニングといっても定義は中々難しいです。例えば狭義だとグループワークなどのツールを指す事もあれば、広義だと先生が一方的に話をしない授業方法がアクティブ・ラーニングであると言う人もいます。
色んな説や定義がありますが、親として知っておきたいのは、アクティブ・ラーニングは生徒が主体的に行動し学ぶ事であるという事です。
そしてアクティブ・ラーニングは、主体的に動く・勉強する事により、知識を定着させるとともに、判断力など他の能力も伸ばす事が期待されています。
例えば、自分で学ぶだけより、自分で学んだことを誰かに教えるほうが知識の理解と記憶が定着する経験はありませんか?
アクティブ・ラーニングのツール
アクティブ・ラーニングというと、一番イメージしやすいのはグループディスカッションではないでしょうか。(最近はこのグループディスカッションを高校受験対策の学習塾でも一部採用しているところがあります)
十数年前から就職での採用試験にもグループディスカッションやグループワークが取り入れられているように、グループディスカッションは主体性が必要です。
また他にはこんなものがあります。
・1つの課題に賛成・反対に分かれて議論するディベート
・グループで取り組むグループワーク
・ペアで教えあうペア・ティーチング・
・学んだ知識をディスカッションやワークを通じてグループで一緒に(協働して)主体的に学ぶチームベースドラーニング、
・一つの課題あるいは問題にグループ等で取り組むPBL(プログラムベースドラーニングあるいはプロブレムベースドラーニング)
・学んだ専門的な知識をボランティア等に活かし、そのプロセスや結果を学びに活かすサービス・ラーニング
アクティブ・ラーニングの手法は様々ですし、これらのツールの難易度・レベルも違います。例えば専門的な知識がない小学生にPBLやサービス・ラーニングに取り組ませるのは難しいでしょう。
アクティブ・ラーニングの欠点
アクティブ・ラーニングは色んな効果や長所に注目がされがちですが、コミュニケーションが不得手な人には中々難しいという課題があります。
例えば、
他人と話をするのが苦手
自分が主体的に何かをするのが苦手
チームで活動するのが苦手
といった事があるとアクティブ・ラーニングは知識の定着どころか、逆効果でしかありません。
保護者としてアクティブ・ラーニング全盛期にできること
アクティブ・ラーニングを授業に取り入れる事は、多少は成績に影響する事があります。
そのため、子供にはアクティブ・ラーニングに適応できるように努力が必要となってきます。
例えば、
他人とコミュニケーションをする機会を増やす
褒めて自己肯定感を高めてあげる
チームでできるスポーツをやらせてみる
といった事があります。
また何かあっても親が全てやってあげるのではなく、「何故」を繰り返し、子供に常に考えさせ、考えていることを言語化させる訓練も常に心がけましょう。
受験に向けた小学生の英語学習のおススメは?メリットやデメリットのまとめ
小学校での英語の必須化に始まり、中学校では英語の入試は高いレベルでの英語力が求められる昨今。
英検だと人気中学であれば準1級から3級までは中学校のレベルに応じて英語力が必要だということはご存じでしたか?
そうなれば「子供に英語力をつけさせたい」と思うのも当然ですね。
では英語力を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。
これは自学自習だけでは難しく、英語学習塾や英会話スクール、オンライン英会話などを活用するのが最短で確実な方法と言えます。
また英語学習をやっているからといって中学受験の英語の試験で点数が取れるかどうかは分かりません。
例えば英会話スクールで英語を勉強していてもコミュニケーションを重視するスクールであれば受験に必要な文法が弱点となる場合もあります。
そこで小学生が中学受験に挑むために、どのようなものが良いのかをまとめてみました。
オンライン英会話のメリットと中学受験
オンライン英会話のメリットは安価もしくは定額で語学学習が出来る事です。
リアルな塾だと高額の学費がかかってしまいますが、比較的安価にネイティブの先生とマンツーマンで話をする事が出来ます。
また自宅で英会話レッスンを受けられるので移動時間が殆どかからない事や、受講する日時を調整できる事は大きなメリットです。
また1対1の英会話が出来ますので、30分程度のレッスンでも密度の濃い英語学習が出来ます。
ただオンライン英会話では、英検対策などは積極的にやってくれますが、中学受験の英語の試験対策まで対応する所は殆どありません。
中学受験を考えるのであれば、文法も含む英検対策をやってくれるオンライン英会話を選択しましょう。
またオンライン英会話は、オンラインの時間以外は自学自習を自分で何をやればいいかを考える必要があります。そこには親の関与も必要となってきますね。
オンライン英会話はたくさんありますので、こちらを参考にしてみてください。
ほとんどのスクールで無料体験が実施されていますのでそちらもうまく活用してみましょう。
また、上記のオンライン英会話比較サイトには掲載されていませんが私は個人的に
イングリッシュビレッジというオンラインスクールはおすすめです。
【イングリッシュビレッジの特徴】
・1回40分、と他の英会話教室より短い時間で教えてもらえる。
・マンツーマンレッスンなら2100円、グループレッスン(友達やご夫婦二人で)なら1050円のため、とにかく安い。
・他の英会話教室と違って、講師になるための試験がものすごく厳しいため、大卒以上、社会経験があるネイティブがしっかり教えてくれる。
イングリッシュビレッジの講師は高学歴の人が多いため、わからないところもわかるまで教えてくれますので本当におすすめです。
中学受験に有利なのは英会話スクール?それとも学習塾?
一般的なNOVAやAEONのような英会話スクールは英語でのコミュニケーションを伸ばす事に優れています。
【NOVA】
メリット
・『駅前留学』で有名なため、駅の近くなら便利
・入会金を支払う制度を設けていない
・グループレッスンなら1万円以外の費用は一切かからない『1万円ポッキリ留学』がある
デメリット
・レベル別クラスの基準が甘すぎる
・レベルが全く違う人も一緒のクラスに入れられるため、そのグループ内で頭がいい人は確実に暇な時間ができる
・その日にどのレッスンをするか決める習慣がないため、予習ができない
【AEON】
メリット
・レッスンは決まった曜日と時間の担任制で、振り替えが可能
・レッスンスタイルが3つあるので、それぞれのレベルに合わせたクラスで学べる
・NOVAより通っている生徒数が多い
デメリット
・不必要なサブテキストを買うようセールスをされる
・テキストを断り続けたら、スタッフから冷たい扱いを受ける(※主観です)
・楽しんで英語を学ぶ方針のため、英語力は身につかない
NOVAもAEONも コミュニケーションが重視ですので、ゲームや歌なども活用して遊び感覚で英語に親しみ、英語力を身につけていきます。
しかし、いざ受験対策としては文法のサポートは弱く不向きといえるでしょう。
一方、学習塾では英語の文法や単語の書き取りなどを得意としています。
中学受験であれば、受験テクニックも学べますので、塾のほうが有利ではあります。ただ、小学生の英語学習のモチベーションが塾のみで保てるかと言うと子供だけでは難しいでしょう。つまりモチベーションの維持には親のサポートが必要なのです。
自宅学習向けの通信講座は受験に使えるか?
最近はオンライン学習もスタディサプリやスマイルゼミなど色々と出ています。スタディサプリの小学校の講座では英語はありませんが、中学生の講座も受講出来ます。中学生の講座はアルファベットの基礎から進む為、中学受験の為に初めて英語を学ぶ人の最適な英語入門の教材となります。
通信講座のメリットとしては、子供自身のペースで学習できる事と値段も手ごろな事です。
ただ自宅で英語学習となりますので、自分で勉強のペース配分が出来ない、親が共働きで中々勉強が見てあげられない場合はあまり向きません。
受験をするために、何を選ぶのが最適なのか?
中学受験に向けて子供の英語レベルはどの程度でしょうか?
オンライン英会話も塾や通信教材もどれも一長一短があります。
もし英語学習をこれから始める、且つ小学生低学年~中学年であれば楽しみながら英語を学び始めてもいいでしょう。
その場合は英会話や通信講座がおススメです。
ただ中学受験と英語学習は両立は難しいです。子供は小学生4年生以降で中学受験の勉強を始める時期になっていて、特に英文法などに不安があるようであれば、学習塾で英語の勉強を行い、まずは受験突破を優先させましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は小学生向けの英語学習についてでした。
ひと口に小学生向けと言っても目的がどこにあるのかで学習内容が大きく変わってきますね。
ご自身のお子さまに合わせてお選びいただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
子供や幼児の【英語教育の必要性】と幼児期に【お薦め英語教材】
テレビCMや街中、あるいはショッピングモールで子供向けの英語学習塾や英語学習教材の案内や広告を見かける事ありませんか。
広告を見ると「子供や幼児の内から英語は必要なのか?」と感じる人も多いでしょう。しかし、現在や今後考えられる社会情勢や国の政策から考えると、小さい内から英語の勉強をする事は必要と言えます。
【子どもの英語教育の必要性】
「自分たちは、英語は中学校から勉強してきたし、小さい内から英語を勉強する必要はないのでは」と考える人は沢山います。また自分たちは英語が苦手だから、子供たちに英語を勉強させる事について、ちゅうちょしてしまう人もいますよね。
でも「英語の勉強をどうするか、いつから始めるか」と考える事は子供の将来を考えると避ける事が出来ません。それには以下の3つの大きな理由があります。
小学校の英語学習の必修化
1つ目の理由は、2020年から小学校での英語学習の必修化です。今まで中学校でやっていた英語の勉強が、小学校3年生以降から始まります。なお、既に2018年度から移行期間で英語の授業が始まっている小学校もあります。
小学校の英語教育ですが、3・4年生が英語を楽しんで学ぶ外国語活動、5・6年生は英語となっています。それぞれの違いは、外国語活動は成績がつかなく、5・6年生の英語は教科となる為、成績が付けられます。
この英語教育のレベルは、今までやっていた中学校1年生レベルの英語を数年かけて学びます。
大学入試で外国語検定試験の活用
2つ目の理由は、2020年の教育改革と併せて行われる大学入試改革です。
現在の大学英語入試の殆どが「読む・聞く」が問われています。それが2020年度から英語は「読む・聞く・書く・話す」を問うものに変更されます。所謂、英語の4技能を問う入試に変わります。
また2020年からの大学入試は、民間で行われている英語の検定試験の活用がされます。この活用方法は大学によりますが、外国語検定試験の結果が英語のペーパー試験の点数に換算できる場合や指定された英語検定の点や級を持っている事が入試の出願条件になっている大学もあります。
では、どんな民間検定試験が対象になっているかと、日本英語検定協会の英検(実用英語技能検定)、ベネッセコーポレーションのGTEC CBT、アメリカのETSのTOEIC® Listening & Reading Testおよび TOEIC® Speaking & Writing Testsなどが採用されています。
英語検定試験は、中学生の内から何回も練習として受けられるますので、大学進学を考える上で大きなメリットになります。その為、子供には早いうちから英語の4技能の試験に慣れる為に、子供が小さいうち徐々に英語を勉強する必要があるのです。
進学先の多様性
子供の将来を考えると、大学は卒業して欲しいといった希望があるでしょう。しかし最近の「よい高校を出て、よい大学に行く」は「国内の有名大学に行く事」とイコールでなくなりつつあります。
例えば海外の大学、特に学費が比較的安価なアジア圏の大学に進学するケースや、オンライン大学でありながらハーバード大学より難関とされるミネルヴァ大学に進学する日本の高校生もいます。
今の大学進学率は約50%ですので、子供が大学に進む可能性はかなり高い訳ですし、子供たちが大学に進むときは、海外の大学や、オンラインの海外の大学の選択肢はもっと増えていくと予想されます。
そうすると、色んな進学先が選べるように小さい内から英語を学んでいく事が必要であるというわけです。
今の学校の授業だけでは英語が身につかない理由
子供や幼児の英語学習のポイントは毎日コツコツと楽しみながらやる事です。
ただ小学校の英語の授業は3・4年生の外国語活動は年間35授業数、5・6年生の英語は年間70授業数となります。これでは小学校で英語の宿題が出る事を考えても圧倒的に英語学習の時間が足りません。
また小学校の英語の授業は30人以上で英語の授業をやる為に、細かい所までは目が行き届きません。例えば英会話スクールだとグループレッスンでも先生が発音まで丁寧に指導をしてくれますが、小学校では中々難しいです。
例えばアルファベットを覚える授業は数時間しかありません。数時間でアルファベットの大文字・小文字は到底覚えられませんよね。
その為、英語を身に着けるには小学校まかせではなく、家庭で小さい内からコツコツと英語学習が必要です。
2020年以降の大学入試の変化に向けて親が出来ること
2020年、日本の教育は大きく変わります。初等教育の小学校から大学まで含んでいます。
この教育改革に伴い、高校から大学の接続、つまり入試も大きく変わります。今までのような暗記型ではなく、大学入試までの数年間の間に親子で大学入試の準備をする必要があります。
2020年以降の大学入試は何が変わるか
2020年以降の大学入試の大きな変更で親が押さえておくべきポイントは次の3つです。
・大学入試センター試験(センター試験)に代わる大学入学共通テストの実施と記述式問題の導入
・英語の学力を測る外国語検定試験の活用
・高校eポートフォリオの活用
これらについては、暗記型の勉強だけでは対応できない大きな変更です。
大学入学共通テストとは
例えば大学入学共通テストは、センター試験に代わる試験です。大きな変更はマークシート式問題だけではなく、国語や数学について記述式問題が出題されるです。この記述式問題では、大学入学共通テスト実施方針※によると「複数の情報を統合し構造化して考えをまとめた
り、その過程や結果について、相手が正確に理解できるよう根拠に基づいて論述したりする思考力・判断力・表現力を評価」されます。
※大学入学共通テスト実施方針
大学入試の外国語検定資格の活用
英検やTOEICを始めとした英語の学力を測る外国語検定試験が大学入試で活用されます。現在、各大学は2021年の入学に係る入試で選抜予告を出しています。例えば青山学院大学や千葉大学を始め、色んな予告を見るとこんな事が言えます。
・英語のみ外部試験のスコアを利用し、みなし得点とすることが出来る。
・出願資格に一定以上の英語外部試験のスコアが要求される。
・英語科目入試の一部に英語外部試験のスコアを加える事ができる。
これ以外にも、学部学科によって英語外部試験を使わない選択をしているケースもあります。
高校のeポートフォリオとは
現在、高校でeポートフォリオの導入が進みつつあります。ポートフォリオというと紙挟み」や作品ファイル、また金融資産の組み合わせを指しますが高校でのポートフォリオとは、自身の学びや自分の活動成果を記録し、情報を蓄積していくものになります。
このポートフォリオは、将来大学入試で使われると言われています。例えば推薦入試の際に大学側が生徒に対して今までの学びや活動について確認し、評価をするようになります。
2020年以降の大学入試に向けて親が出来る事
2020年以降の入試や付け焼刃ではなく、今までの学びや体験の積み重ねや情報戦が勝負となります。その為、いくつか親が出来る事をピックアップしてみます。
・志望大学の入試の方向性について、早いうちから確認する
・外国語検定試験は早いうちから受験させるようにする
・子供には自分の考えや学び、体験を文章化する癖をつけさせる
志望大学の入試は大学によってかなり違います。2019年3月末までに大学は2021年の入試に係る予告を公表する必要があります。進路先になるかもしれない大学は、大学のホームページから「平成33年度(2021年度)大学入学者選抜実施要項」と検索してみましょう。
そして英語検定試験も使うかどうか、またどのレベルまで求められるかを確認しましょう。英語検定試験は慣れもありますので、早めに受験慣れするように子供と相談する必要があります。
最後に子供が自分の学びや活動を振り返り、それを文章にする習慣になるようにしましょう。自分で文章をまとめ、それを表現できるようにすることは大学入試にも役立つ能力です。
ブログはじめてみました
はじめまして、まさまき と申します。
今まで他のサイトで少々ブログを書いていことはありましたが、この度本格的にブログを立ち上げました。
私は子供の頃からテレビ大好きで、いわゆる「エンタメ」好きです。
ブログの記事はおおむねエンタメ系になりそうですが、お好きな方はどうぞお付き合いください。
よろしくお願いします。
まさまき